大企業で出世する人の10個の特徴をご紹介します!【人生ハードモード?就活生必見】

こんにちは!オタマロです!

「大企業ではどういう人が出世するの?」という疑問を持つ若いビジネスマン、これから就職活動を始める学生の方は多いのではないでしょうか?

大企業は従業員の数が多いため、昇進・昇職も制度化されています。

私は一部上場企業でサラリーマンをしていますが、実際に出世をしていった上司、先輩の特徴はある程度共通していると感じています。

今回は実際に私がこれまで接してきた、所謂、大企業で出世しているビジネスマンの特徴をまとめてみました。

これから出世をすべく燃えている方、出世出来なかった場合のリスクヘッジの考え方を知りたい方の参考になれば幸いです!

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大企業で出世する人の10個の特徴

大企業に10年以上勤務してきて、実際に出世していった上司達の特徴を列挙してみました。

全ての項目を満たしている方はいませんが、以下で紹介する項目の内、複数の項目を満たしていることが最低条件であると感じています。

起業された方や、フリーランサーの方とは決定的に異なる価値観を持つ必要があります。

本質的ではありませんが、大企業で出世するためにはある程度、特殊なスキルが必要となります。

上司に気に入られている

直属の上司に気に入られることは超重要です。

当たり前ですが、仕事の結果以上に、人として気に入られることが大切です。

心理学用語の「ハロー効果」をご存知でしょうか?

ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。光背効果ハローエラーともいう。例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられる。ハロー効果は、良い印象から肯定的な方向にも、悪い印象から否定的な方向にも働く[1][2]

引用にあるとおり、人として好かれることで実績が小さくとも、より高い評価をもらえる可能性が高まります。

さらに弱点までも、高評価とされる場合もあります。「あばたもエクボ」で、全体の評価が上がります。

そして、出世をするためには、直属の上司の評価が最も重要です。直属の上司の評価がさらに上の上司に上申され、評価が決定することがほとんどです。

いくら会社にとって大きな功績を残したとしても、大企業全体の成果からすると非常に限定的な実績にしかなりません。

実績を積み上げることは当然として、人間としても気に入られることは出世していく上で必要不可欠な要素となります。

苦手な仕事はしない

出世する人は自分の苦手とする業務をやりません。

自分が得意な仕事を優先的にすることで、成果が出やすい環境を作り出します。

真面目な人ほど、自分の苦手分野で汗をかいてしまいがちですが、効率が悪化するため成果が出せません。

得意な仕事を継続して引き込むことで、周りの評価、評判も上がりやすくなります。

苦手な仕事は上手に断るか、他の人に回すことをまず考えています。仕事の交通整理が上手くできる人間が出世する確率が高いです。

人の名前と経歴を覚えている

得意な仕事をやり続けることに密接に関係していますが、出世する人は驚くほど人の名前や経歴、情報を覚えています。

周りの人の情報を知っていることで、仕事も振り易くなりますし、得意な仕事を斡旋してもらいやすくなります。

また、自分の人脈だけでなく、上司や部下の人間関係も広く抑えています。

自分の仕事が止まってしまった場合、上司の同期を抑えることで仕事を推進させる等、具体的なアクションを起こすことが出来ます。

非常に前向き

どんなにピンチな状況になっても「なんとかなる!」と根拠のない自信を持っている人も出世しやすい傾向があります。

状況をどう解釈するかは人によります。終わったことを後悔するというよりは、次の対策をどうすべきか?を前向きに検討できる人は組織には必要となります。

案外、本当に「なんとかなってしまう」こともあるため、侮れない特徴です。

チーム全体の士気を上げることができる人間は組織の中では重用されます。

部門間調整に長けている

年齢に関係なく、組織間の対立を上手く調整できる人は出世しやすい傾向にあります。

大企業であればあるほど、部門間、部内の対立は発生しやすいです。

対立が発生した場合であっても、調整をして推進させる能力が必要となります。

中小企業からみると、部門内の対立など些事に思いますが、大企業では部門間調整こそが本業です。

結果を出すためのネゴをスムーズにできる人間は必要不可欠な人材です。

スペシャリストではない

スペシャリストはあまり出世できません。ゼネラリストが出世する傾向が強いです。

スペシャリストであることがゼネラリストでないことと同義でないはずです。

しかし、往々にしてスペシャリストは全体を俯瞰する能力に欠けると評価されがちです。

専門知識がないことが、なぜかゼネラリストという評価を得やすくなります。

ゼネラリストだからこそ経営に参画しやすくなり、社内のポジションを上げることにつながります。

所属組織が結果を出している

所属組織が花形部門であることも重要です。

成果を出し続けることができる環境に身をおくことは、実績を出しやすくなります。

そして、出世する人は、成果を上げ易い部署への嗅覚が敏感です。

会社の経営状況を常に把握しているからこそ、アンテナを立てることができます。

自分の意図通りの異動となるよう、周りを調整することに注力します。

結果、ローコストでハイパフォーマンスが出せる環境を常に居続けることができるため、出世スピードを早くすることが出来ます。

中途入社でない

新卒入社であることは出世する上での最低条件です。

中途入社の方がどれだけ優秀であっても、新卒入社の社員が相対的にマイナス評価になることはありません。

「プロパーなのに仕事ができない」というレッテルが貼られることはあり得ません。

繰り返しになりますが、大きな実績は出世の要素ではありますが、全てではありません。

むしろ、人間関係の方が重要であることの方が多いです。

同期、先輩、後輩との明文化されていない関係性が強力な武器になり得ます。

自分にも他人にも厳しい

出世する人は、自分だけでなく他人にも厳しい傾向があります。

自分へのハードルが高いため、周りにも自然とプレッシャーをかけてしまいがちです。

結果、組織、チームとしては成果が上がりやすくなります。

就業間際に、「明日までに資料作っておいて」という指示を平気で出すことが出来ます。

なぜならば、自分だったら当然、資料作成するからです。

周りは大変ですが、迷いなく指示を出せるのも1つの強さです。

目的、ビジョンが明確にある

目的やビジョンが明確にあることも出世する人の特徴です。

「目の前のレンガを積んでいるのではなく、城を作っている」という逸話もありますが、大きなビジョンを常に見据えています。

日々のオペレーションも重要であることは認識していますが、あくまで達成すべきは「目的・ビジョン」であるというポリシーがあります。

些事にかまけるのではなく、明確な目的を達成するためにあらゆる調整、努力を惜しまず仕事にあたる必要があります。


以上、出世する社員の特徴を10個列挙させていただきました。

当然、人によって程度の差はありますが、複数の要素を持っている方が多いです。

大企業で勤務する上で考えておくべきこと

上記を踏まえて、大企業で勤務、出世する上で予め考えておくべきことについてもご紹介させていただきます。

これから大企業を志望する学生の方や、若いビジネスマンの参考になれば幸いです。

一人の上司を完コピする

「守破離」という言葉がありますが、スキルアップを目指す上で、一番手取り早いのは、直近の上司を完コピすることです。

どんなに上司と価値観が合わなくとも、まずは上司と価値観をあわせてみることをおススメします。

「上司の目線で考えると、どういった結論を出すか?」、「上司だったら、何を目的と設定するか?」等を真剣に考えます。

自然と上司の悩みや、感覚が分かって来るようになります。

最終的には、上司部下の関係から、「同志」の関係まで行ければ最高です。

媚びへつらって評価を上げるよりも、頼りになる右腕として評価を上げる方が幾分か精神衛生上良いかと思います。

リスクヘッジを事前に考えておく

上記のように、組織に滅私奉公したとしても出世できる可能性は非常に低いです。

そのためのリスクヘッジは入社時から検討しておくことが理想的です。

具体的に3つのヘッジをご紹介させていただきます。

出世できないことが普通だと理解する

大企業に入社すると、大体、同期の大半が「管理職」までは出世するかと思います。

問題は、「管理職」までの昇進スピードです。一度、途中で昇進スピードが落ちてしまうと、追いつくことはほぼ不可能となります。

余程の推挙がない限り、逆転は難しいです。

また、「部長」まで上がることができる同期は一握りしかいません。大体10%〜20%あれば多い方ではないでしょうか。

有名大学を卒業した同期や近い先輩・後輩の中で、さらに競争が発生します。

個人的には、出世競争にフルベットすることは非常にリスクが高いと感じています。

まずは、自分の会社の上司の出世状況を把握することをオススメします。

余程のことがない限り、現状のポスト数が増えることはありません。運や巡り合わせが良くない限りは、出世出来ないと考えておいた方が安全です。

副業で稼げるようにしておく(本業以外の収入を持つ)

副業を禁止されている会社もあるかと思いますが、自分の力で稼ぐ力は早期に獲得しておく必要があります。

大企業の出世競争の最大のデメリットは、「その過程で身に付くスキルは他社では通用しない」という点です。

社内調整能力、リーダーシップ、ゼネラリスト等は、大企業の限定された環境下でないと価値を発揮しません。

つまり、出世ばかりを気にしながら、出生競争に負けてしまった場合、何のスキルも持たないおじさんが残るだけです。

しかも、プライドだけは高くなるため、現状の地位から離れることが難しくなります。

結果的に非常に強い精神的ストレス(頑張っても報われない)を抱えながら、日々を過ごすことになります。

上記を防ぐ手段は、「副業」です。本業から軸足を少しずらした副業を早めにやっておくことで、本業以外のやりがいを作っておくことが出来ます。

個人的にはブログ運営はオススメの副業です。webマーケやライティングの知識も身に付きますので本業のスキルアップにもつながります。

自分の市場価値を把握する

自分の市場価値を常に意識することもオススメです。

大企業に所属していると、自分のスキルを客観的に評価することが難しくなります。

そして、市場では使えないスキルしかないことに、手遅れになってから気づくことが往々にして発生し得ます。

転職サイトも最近では数も増えてきましたので、まずは転職サイトに登録することをオススメします。

基本的に登録だけであれば、デメリットはありません。

実際に私の周りの同僚も、ほとんどが転職サイトに登録をしています。

1社試しに登録してみることをオススメします。

これから大企業を目指す就活生に向けて

これから大企業を志望する学生の方で、「大企業で出世したい!」と思う方もいらっしゃるかと思います。

一方、上記の出世する人の特徴を見て、「大企業で働くのも大変だな・・・」と感じた方も多いのではないでしょうか?

大企業から内定をもらうことが就職活動の全てではありません。

いわゆる、「大企業病」から脱却するためには、自分で情報を探す必要があります。

大手の就活サイトでは、資本力のある大企業の露出が大きいため、なかなか優良中小企業を見つけることが難しいのが実態です。

「大企業での出世が難しいのでは?」、「そこまでして組織で偉くなりたくない!」と感じた方は、以下で紹介する方法で就職活動を進めることをオススメします。

大企業以外の選択肢を見つける方法

具体的な大企業以外の企業を見つける方法は、「就活エージェント」「逆求人サイト」に登録するのがオススメです。

「就活エージェント」や、「逆求人サイト」に登録することで、大企業だけでない、自分にあった会社を見つける確率を高めることができます。

リクナビやマイナビ等の大手求人サイトは、大企業の露出が多く、中小企業とのマッチングには適していません。

「自分のやりたいこと」、「高めたいスキル」が明確になっている方ほど、何をすべきか分からない大企業よりも、優良な中小企業を探すことを優先すべきです。

就活エージェント、逆求人サイトを使うメリット

就活エージェント、逆求人サイトを使うメリットは以下の4点です。

■自分に合った企業がわかる
■基本的に無料で相談できる
■多くのイベントに参加できる
■面談の練習や履歴書の添削をしてくれる

私が就職活動をしていた10年前はここまで充実したサービスはありませんでした。今の就活生が少し羨ましいです・・・。

それぞれ、メリットの詳細を解説していきます!

自分に合った企業がわかる

就活エージェントを利用することで得られるメリットの1つ目は、「自分に合った企業がわかる」ということが挙げられます。

「どんな会社が自分に合っているのかわからない」と悩む就活生は多いです。就活エージェントを利用すると、専任のエージェントがマンツーマンで面談を行い、自分の悩みに対するアドバイスをしてくれます。

総じて就活支援に対するスキルに長けている方々なので、適切なアドバイスを受けることが出来るのです。自分に合った企業がわからないと悩む就活生は、エージェントとの面談を活用してみるのもありです。

基本的に無料で相談できる

就活エージェントを利用することで得られるメリットの2つ目は、「無料で相談できる」ということが挙げられます。

このような就活サービスの話を聞くと、多くの就活生は「費用はどれぐらいかかるんだろう」と不安に感じるでしょう。しかし就活エージェントに関しては、初めから終わりまで無料の会社があります。

なぜならば、就活エージェントは求人を掲載している企業に適切な人材を紹介することで、企業から報酬を受け取っています。そのため就活生に関しては、どのサービスを利用するにおいても、無料でそれらのサービスを利用することができるのです。

多くのイベントに参加できる

就活エージェントの多くは、就活生が有利に進めることができるように様々なイベントを実施しています。イベントには多くの優良企業や一流企業が参加しており、学生にとって魅力的な企業が多いのが特徴です。企業の採用担当から実際に話を聞いたり、座談会をしたりするので、企業のことを多く知る機会にもなります。

面談の練習や履歴書の添削をしてくれる

企業の選考内容に欠かせない「面接」ですが、就活エージェントでは、面接の練習をおこなってくれます。何度も面接練習をすることで実際に雰囲気に慣れることができ、本番でも実力を発揮しやすくなります。

そして、単に面接の練習相手になってくれるだけではなく、「この学生は企業から見てどうか」などプロの目線で客観的に評価してもらえるので、高い面接スキルを身に付けることができます。

オススメの就活エージェント、逆求人サイト【登録無料】

上記を踏まえて、オススメの就活エージェント、逆求人サイトをご紹介させていただきます。

全て、金銭的なデメリットがない=「登録無料」の会社を選んでいます。

どれか1社に絞るというよりは、まずは全てのサイトに登録をして、情報の網を広くとっておくことをオススメします。学生側のデメリットがここまで少ないサービスはあまりないです。

ミーツカンパニー

■年間のサービス利用者約10万人、就職決定者約5000人。就活生の5人に1人が利用しているサービスです。
■東京、大阪、名古屋、福岡、北海道等全国各地で採用イベントを開催。年間の採用イベントの開催数は 業界NO.1の650回以上。
■東証一部上場企業からベンチャー企業まで優良企業を2000社以上と提携。
■イベント後に就職の相談、応募書類の添削・面接対策等一人ひとりに合わせたサポートあり

JobSpring(ジョブスプリング)

■自身の市場価値を高めることができる企業への入社をサポートする新卒紹介サービスです。
■JobSpringの強み=「マッチング率が高い」
実 績:内定承諾率85%
■特徴
AIを用いた適性検査とエージェントのチーム体制により入社後の活躍まで考えた企業紹介があります。大手人材紹介サービスですと、最初の面談後はメールで大量に求人が送られてくることが多いですが、JobSpringでは平均3~4社の紹介となり、学生に合う企業のみを紹介します。

キャリアチケット



■やりたいこと働きたい企業がわからないまま、やみくもに就活をしてしまう日本の就活状況に疑問を抱いており、「1人でも多くの人が輝きながら働ける会社に出会い、人生を豊かにしてほしい」という思いの元サービスを展開。
■学生1人1人の思いや強みを聞いた上で、学生の状況に合わせたカウンセリング
■就活のプロが学生に合う企業を厳選紹介3:ES添削、面接対策などマンツーマンで内定までをサポート
■ サービス展開地・関東・関西で展開中・カウンセリング場所 渋谷支店、秋葉原支店、池袋支店、大阪支店、横浜支店

★オススメの「逆求人サイト」3選 ★※登録無料のサイトを集めました

・OfferBox(オファーボックス)

利用企業数が7300社超え

経済産業省や資生堂、マイクロソフトも利用

dodaキャンパス

利用企業数が6300社超え

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キミスカ

大手企業関連会社など穴場企業が多い

 適性検査の質が高い

その他、元採用担当者が教える内定テクニックはこちらでもご紹介しています!
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大企業で出世する人の特徴のまとめ

今回は、大企業で出生する人の特徴をご紹介させていただきました。

大企業で出世をするためには、結構な割り切りが必要です。半沢直樹の世界が普通に広がる世界で戦う必要があります。

これからの世の中、転職や副業が広がっていくと言われています。

急に準備をして、時すでに遅しとならないよう、気づいた時から対策を進めていくことをオススメします!

皆様の気づきの一つになれば幸いです!

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