マーケティング戦略・フレームワークの使い方とコツを解説します!【マーケティング総まとめ】

こんにちは!オタマロです。

今回はマーケティング戦略、フレームワークの使い方についてご紹介させていただきます。

本業や副業を検討していく中で、「マーケティング」という概念は避けては通れません。

一方、「まず何から考えていいのか分からない!」という方も多いのではないでしょうか?

マーケティング戦略やフレームワークを知ることで、事業や副業の成功確率を上げることが期待できます。

むしろ、成功されている方のほとんどは、マーケティングフレームワークを事前に活用されていることが多いです。

ビジネスだけでなく、就職活動の面接等、自分の強みを売り込むときにも活用できますので、ご参考になれば幸いです!

・本業で事業戦略を企画する業務をしているが、体系的なマーケティングアプローチを学びたい方
・就職活動をしていて、自分の強みをどうアピールしていいか悩んでいる方
・副業を考えているけれども、どういった事業を展開していくべきか悩んでいる方

マーケティング戦略・フレームワークを学ぶことで得られる効果

マーケティング戦略・フレームワークを学ぶことで得られる効果は大きく分けて3つあります。

1 限られた経営資源を効率的に活用することができる
2 思考・検討の抜け漏れを最小限に抑えることができる
3 なぜ、成功するのか、成功できたのか論理的に説明ができる

それぞれ、補足させていただきます。

限られた経営資源を効率的に活用することができる

マーケティング戦略・フレームワークを学ぶ効果でまず挙げられるのは、「効果的な経営資源活用ができる」ということです。

経営資源とは、企業でいえば「ヒト・モノ・カネ」ですし、個人でいえば「時間・カネ・健康」といったところでしょうか。

マーケティング戦略を活用することにより、この経営資源を最適に配分することが期待できます。

企業、個人ともに経営資源が無限であれば、とやかく考える必要はありません。ただ目の前の思いつきを実行に移せば問題ありません。

しかし、現実は経営資源は有限です。個人であれば「時間」は限りある有効な資源であります。カネも有限であることは言うまでもありません。

マーケティング戦略の発想を学ぶことで、最小の経営資源で最大の成果を得る考え方、手法を身につけることができます。

思考・検討の抜け漏れを最小限に抑えることができる

今回、ご紹介するフレームワークはどれも、超オーソドックスなものばかりです。ビジネスマンであれば、どこかで耳にしたことのあるものも多いでしょう。

一方で、有名なフレームワークほど、汎用性が高い、信頼性の高いものであります。

複数のフレームワークを組み合わせることで、思考や検討項目の抜け漏れを最小限に抑えることができます。

抜け漏れを失くすことで、失敗や手戻りを失くすことができ、結果的に成果を最大化することが期待できます。

今回は、複数のフレームワークを組み合わせることで、最適なマーケティング戦略を立案する方法を解説します。

なぜ、成功するのか、成功できたのか論理的に説明ができる

仕事でも趣味でもいいですが、結果を後から説明できないことって多くないですか?

なんとなく着手したけれども、何故か成功した。その反対もあると思います。この状況の最大のデメリットは、次の展開に結果を活かせないという点です。

例えば、就活の面接で合格の理由が分からない、不合格の理由が分からないことがあるかと思います。

自分という「商品」を売り込む面接では、マーケティング戦略を知っているかいないかでは。結果が大きく変わってきます。

面接で全勝することは不可能です。不合格をもらってから、自分の戦略を再整理する営みが必要となります。

マーケティング戦略の基本を学ぶことで、次の改善の一手を考えることができるようになります。

マーケティング戦略の全体像と立案ステップ

それでは、具体的にマーケティング戦略の全体像と立案のステップについて解説していきます。まずはこちらの図をご覧ください。

こちらはマーケティング戦略を立案していく上での各フレームワークの関係性を整理した図です。

図の上から「外部環境分析」から始まり、最下部の「4P分析」まで繋がっていることが分かるかと思います。

各分析フレームワークは後ほど概要を解説していきますのでご安心ください。

ポイントは、「外部環境」から「内部環境」の分析に軸足が徐々に移っていく点です。

企業でも個人でも、まず把握すべきは「外部環境分析」です。このステップを疎かにすると、最終的な「戦術」を大きく誤ることになります。主に「PEST分析」、「ファイブフォース分析」というフレームワークを使って整理をしていきます。

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「外部環境」の整理が終われば、次に実施するのは「内部環境分析」です。自社・自分の「強み」を分析する工程になります。自社・自分の「強み」は、客観的に見た評価が不可欠となります。一人よがりの「強み」は「強み」ではありません。主に、「VRIO分析」、「3C分析」というフレームワークを使って整理をしていきます。

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最後に、「外部環境」、「内部環境」を把握したうえで、「勝てるパターン」=KSF(成功要因)を特定します。KSFを最大限活かすことができるターゲットを選定することにより、事業の成功確率を高めることが期待できます。主に、「SWOT分析」、「STP分析」により、自社・自分が勝ち続けられる環境を選定していきます。

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マーケティングフレームワークの目的と概要

それぞれのフレームワークの目的と概要についてご紹介させていただきます。

フレームワークで分析することで、何が分かるのか?何ができるのか?を整理してみました。マーケティングフレームワークまとめ

ポイントは、順番通りに分析を進めることです。順番を間違わなけば、抜け漏れのない施策を展開することができます。

マーケティングフレームワークの活用イメージ【就職活動を想定】

就職活動で、売り込むべき商品は自分です。競合は他の就活生です。そして、市場、顧客は企業です。

就職活動は絶対評価ではなく相対評価です。競合(他の就活生)より優れている点をアピールしなければ内定を勝ち取ることはできません。

業界の動向を把握し(外部環境分析)、過去の内定者、先輩社員の属性を把握することで(市場環境分析)、自分の揺るがない強みを発見する(自社分析)ことができます。

そして、「自分の強み」が企業の成長機会に貢献できる、もしくは企業の課題を改善できる(マーケティング戦略)必要があります。

最後に、「自分の強み」をガクチカや志望動機で、整合性を持った状態で説明する(マーケティング戦術)ことで、内定に近づきます。

自分の価値を説明していく上でも、マーケティングフレームワークを知っていると思考の整理、ストーリー作りが容易になる効果が期待できます。

下手な鉄砲数うちゃ当たるの精神は良くありません。「自分の強み」が活かせると思われる企業に絞り込むことで、有効な資源である「時間」を有効活用することにもつながります。また、万が一不合格であった場合も、どこにギャップがあったのかを判別できます。次につながる就職活動をすることも可能となります。

マーケティング戦略・フレームワークのまとめ

今回はマーケティング戦略・フレームワークの効果や、使い方について解説をさせていただきました。

今回は基本的なフレームワークだけをご紹介させていただきましたが、基本をおさえることで、応用をすることもできます。

マーケティング戦略・フレームワークは、一度使い方のコツをつかんでしまえば、一生使えるスキル・ノウハウです。

今後の皆様の成功、スキルアップの一助となりましたら幸いです!

フレームワークの詳細はこちら!

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