新入社員が出世するために絶対に身につけるべきこと【1番重要な知識】

こんにちは!オタマロです!

今回は、大企業に就職された新入社員の皆様向けに、社内出世をしていく上でまずやるべきことについてご紹介させていただきます。

ロジカルシンキング、ファシリテーション、マーケティングスキルなど、ビジネスマンとして身につけておくべきビジネススキルは多岐に渡ります。

しかし、今回は、付け焼き刃的なスキル以上に、ビジネスマンにとって必要不可欠な知識・スキルについてご紹介させていただきます。

なかなか仕事を推進させることが難しいと悩まれている中堅ビジネスマンの方にもおすすめな方法です。

入社後1年間で絶対に身につける知識

一般的に入社後、新入社員研修が終わり、各部署に正式配属され、OJTが始まる会社が多いと思います。

正式配属以降、1年間でまず身に付けなければいけないスキルはどういったものがあるでしょうか?

挨拶の仕方?ビジネススキル?ノミニケーション?等、最低限、社会人として身につけるべきスキルは色々あるかと思います。

しかし、これまで新入社員のメンターを数多く担当してきましたが、上記のスキルよりも優先して身につけるべき知識として、必ず伝えていることがあります。

それは、「社長以下の主要な役員、管理職、メインメンバーの出自、入社年次、人間関係を全て暗記する」ことです。

近年、終身雇用、年功序列制度の崩壊が広がっていますが、完全に移行されているわけではないのが実態です。

ビジネスを進めるのは制度ではありません。制度は変わりますが、働く社員は同じです。「人」が仕事を進めるのは今も昔も変わりません。

また、どんなに素晴らしいビジネスアイデア、スキームであっても、会社(上司)に承認されなければ意味がありません。若ければ若いほど、施策の決定権限はありません。自分の支援者をどれだけ多く作れるかが重要になってきます。

特に若い年次であれば、ロジ(調整)業務を多く担当することになります。その際、各部署の人間を知っておくことは非常に重要な要素となります。これにより調整のスピードが飛躍的に早くなります。

入社以降、上司が大きく変わることはあり得ません。基本的に1度情報を覚えてしまえば、その会社で勤務する限りにおいては一生役に立つ知識であるといえます。

この人間関係の把握にアレルギーがある方は、おそらく大企業に向いていませんので、ベンチャー企業等に転職することをお勧めします。

具体的なロジの仕方

暗記した人間関係を具体的にどう活かしていくのか、一例にてご紹介させていただきます。

例えば、打ち合わせの調整をしていく上で、若手がよくやりがちなのが、いきなり参加者に対して「打ち合わせいつが良いですか?希望日を教えて下さい」と聞いてしまうことが挙げられます。

一般的に、ロジ担当は打ち合わせの目的、趣旨を把握し、メンバーの選定をしていきます。企業規模が大きくなればなるほど、関係箇所が多くなるため、一度の打ち合わせで物事が決まることは稀です。

一度の打ち合わせで決まらない以上、メンバーを絞りながら段階的に合意を得ていく必要があります。

その際、打ち合わせの順番を間違えると、結果的に意見の対立が発生する可能性があります。結論が異なった場合、苦しむのはロジ担当です。物事が進まなくなってしまいます。

これを防ぐために、予め対立構造を想定した上で打ち合わせを設定すべきです。

つまり、ロジ担当が「いつが良いですか?」と確認している時点で、ロジ担当には全体のストーリーが見えていないことが分かります。

本来は、いつまでにA部署から了承を取りつけ、それをB部署にあてて様子を見るなど、戦略的な進め方をすべきであり、打ち合わせの日程・順番はロジ担当者が決めるべきものです。

これが出来ないと、いつまでたっても物事が前に進まなくなり、結果として施策展開が遅くなってしまいます。

まとめ

一言で「調整」と片付けられてしまう業務はたくさんありますが、大企業ではこれが必要不可欠な業務です。

部門間の調整を上手く進め、物事を実現させる力が必要です。

これができて、且つ、自分のやりたい施策、想いを乗せていける人材が、大企業では優秀な人材として出世していくことが多いと思っています。

基本的に大企業の人材は優秀です。様々な人材が揃っているからこそ、この人材リソースを若い頃からコントロールできるノウハウを身につけていくことが同期と差をつける唯一無二の方法であると思います。

今回は、大企業で出世していくノウハウについてご紹介させていただきました。ご参考になれば幸いです!

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