なかなか定時で帰ることが難しい方、できれば残業をしたくない方、多いのではないでしょうか?
早く帰ることができれば、それだけ家族の時間や自己研鑽に充てることができますよね。
今回は、残業時間を年間60時間減らすことに成功した実体験をご紹介させていただきます。
デスクの上に書類が積み上がっていませんか?
担当業務として労働時間短縮のプロジェクトに参画することがありました。
1ヶ月ではありますが実験として、デスクの上には書類を置かない、使わない書類は片づけるということを徹底する取り組みを実践してみました。
被験者は100名。内、50名のみデスクの整頓を徹底いただき、残業時間の増減を集約しました。
結果はどうだったと思いますか?
デスクの整理をした被験者は、整理していない組と比較して約15分/日の残業時間が短縮されました。
デスクを整頓しておくことで、モノや書類を探す時間が短縮され残業削減に大きな効果がありました。
時間としては、約15分/日という短い効果ではありますが、1年換算では約60時間、1ヶ月では約5時間の時間削減となりました。
書類を探すという行為自体、何も生み出しません。本当に無駄な時間です。これを減らすことにより、生産性を高めることができたといえます。
デスク上の書類の減らし方
それでは、デスクの書類を減らすために具体的にどう取り組めばいいでしょうか?
私自身の取り組みについてご紹介させていただきます。
基本的に資料は印刷しません。いただいた資料も基本的にはPDF保管を基本としています。PDF化が難しいモノ(パンフレット等)は捨てています。
データ化できない資料は資料としてみなさないという割り切りをしています。
上司に確認を求められても、ないですの一点ばりで通しています笑 それ以上に残業時間が減ることの方が、上司のマネジメント評価も上がるはずという説得をしました。
細かいチェックは印刷物で確認した方が、確実性が増すかと思いますが、これもPC上で行っています。そのために、会社で大きめのモニタを買ってもらいました。
レガシー企業ほど、紙資料文化が残っているかと思いますが、案外、デジタル化にも課題を感じていることが多いかと思いますので、改善策を提案する余地は多いかと思っています。
まとめ
机の紙資料を片づけることだけで、業務効率化が進みます。
実際に試してみることが重要でした。
これにより、紙に対する要望(紙での資料説明等)=業務効率化を妨げるタブーな行為であるということを主張できるようにしました。
ここまでくれば、あとは、自分のルールでデスクを綺麗にすることができます。
会社のルールが・・・、文化が・・・と、紙のデータ化を妨げる声は一定数あるかと思いますが、その効果との比較をしても意味のあることなのかは、経営層含めてしっかりと理解させることが必要であるかと思っています。
ひいては、自分の残業時間の短縮につながり、家族との時間や副業の時間を生み出すことにつながるはずです。
個人的には、組織として取り組む方が同調圧力もあることから取り組みが進みやすいと感じましたので、周りを巻き込んで実践することをおすすめします!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!