水筒で節約できる効果はどれくらい?具体的な経済効果をシミュレーションしてみた。

こんにちは!オタマロです!

道路の至る所に自動販売機が設置されている昨今、軽い気持ちでドリンクを買ってしまいませんか・・・?

私の職場には、自動販売機が設置してありますが、150円で500mlのペットボトルを買うことができます。

喉が乾きやすいタイプなので、1日2本は買ってしまうのですが、冷静にどれくらい損をしているか計算をしてみました。

日々のプラスの積み重ねは大切ですが、マイナスの積み重ねの影響を見える化してみましたので、ご参考にしていただけると幸いです。

・ペットボトルは環境にも悪いし、そろそろ水筒にかえようと検討されている方
・水筒に切り替えた後、どれくらいの経済効果が見込めるのか知りたい方
・オススメの水筒を知りたい方

水筒持参の節約効果・資産形成効果

水筒持参の節約効果

水筒を持参することで、毎月6、000円〜年間72,000円〜の節約効果があります。

毎日1ℓの水分をペットボトルで賄うためには500mlペットボトル2本分を購入する必要があります。※1日に必要な水分量は後ほどご紹介します。

1日2本のペットボトルを購入すると、1日約300円の出費となります。

出勤の日が22日/月あるとすると、約6,600円の支出が必要となります。

自分でお茶を作れば、1ℓあたり4円程度で済みます(伊藤園のお茶パック換算)。毎月100円出せばお釣りがくる計算です。

最初に購入する水筒代を含めても2ヶ月目以降から確実に支出を抑えることが可能です

1日に必要な水分量

1日に必要な水分量は2.5ℓと言われています。

また、飲料水から摂取すべき水分は1.2ℓとも言われています。

成人が1日に排出する水分の量を合計すると、約2.5リットルにもなります。主な排出分は、不感蒸泄(汗などとして感じなくても皮膚や呼吸を通して水分が失われていること)として約0.9リットル、尿や便として約1.6リットル。普通に生活をしていても、1日の排出量とほぼ同じ、約2.5リットルの水分を飲食物から補給する必要があります。平均的な食事で約1.0リットル、食べ物を分解してエネルギーを得る際にさらに0.3リットルの水分を摂取できるので、残りの約 1.2リットルを飲料水から摂取することになります。

https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/jiten/life/01/

仕事であれば、労働時間は8時間程度です。

1日の3分の1、外出しているとすると外出中に摂取すべき水分量は概ね0.4ℓと計算することが出来ます。

0.4ℓであれば、500mlペットボトル1本分の水分摂取が必要ということになります。※生活活動レベルによって、必要水分量はさらに増加します。

その他、昼食での水分補給を考えると、500ml〜750ml /日の水分を持参しておく必要があります。

以上より、水筒は500ml〜750mlが適切なサイズであると言えますね。

投資効果シミュレーション結果【節約の先】

水筒持参の効果は、単にお金の「節約」に留まりません。

節約できたお金を投資に回すことで、さらにお金を増やすことも可能となります。

上記は、毎月節約できた6,600円を20年間、複利5%で運用したシミュレーション結果です。

結果的に、合計約270万円の資産を形成することが出来ます。

単純に節約するだけだと、6,600円/月×12ヶ月×20年≒160万円となります。

投資で運用することで、さらに110万円も資産を増やすことが出来ます。

毎月少しずつの節約でも、長期間積み立てることにより、大きな資産を築くことが出来ます。

水筒持参の5つのメリット

水筒を持参する具体的なメリットについてもご紹介させていただきます。

何もペットボトルを外で購入する場合との比較となっています。

節約ができる

まずは、先述のとおり節約効果が期待できるメリットです。

投資運用で6,000円/月の利益を得るためには、最低でも100万円程度の資産が必要となります。

言い換えれば、水筒を持参することで100万円の資産価値を生み出すことと同義です。

水筒だけでなく、毎月の節約効果を考える上でも流用できる考え方です。

好きな飲み物をどこでも飲める

好きな飲み物を持参することで、場所を選ばず飲むことが出来ます。

紅茶など、外出先の自動販売機であまり売っていない飲み物でも楽しむことが出来ます。

長時間保温・保冷ができる

最近の水筒は、長時間の保温、保冷が可能です。

ペットボトルを飲みきれない場合、保温、保冷は難しいです。

いつでも冷たい、温かいお茶を楽しめるのが魅力です。

また、細かい点ですが、ペットボトルだと容器周りに水滴がついてしまいます。

水筒であれば、水滴がつかないため、カバンの中に入れていても書類を濡らさず安心です。

衛生的に良い

水筒は衛生的にも優れています。

飲みかけのペットボトルを長時間放置すると、細菌が増殖します。

ジュースやコーヒーなど、糖を含む飲み物は24時間で食中毒を引き起こす水準まで最近が爆増します。

コップが付属しているタイプの水筒であれば、細菌の増殖を抑制することが出来ます。

また、保冷ができるタイプであれば、細菌が繁殖しやすい温度に上がることを防止することも可能です。

環境に優しい

ペットボトルは大量のプラゴミを発生させることになります。

水筒を使うことは地球にも優しい行動でもあります。

直接のメリットではありませんが、地球環境の改善に関節的に貢献することが出来ます。

水筒持参の3つのデメリット

水筒持参にはメリット以外にもデメリットもあります。

水筒持参しない主な理由にもなりますが、改善させることも出来ますので、あわせてご紹介させていただきます。

荷物が増える

一番はデメリットです。

持ち運ぶ水筒のサイズにもよりますが、小さいカバンの場合は入らないことがあります。

特に女性の場合は小さい手提げバッグを使っている方もいるので、出来るだけ小さいサイズの水筒を選ぶようにしましょう。

購入にお金がかかる

水筒の相場は3,000円〜5,000円です。

無駄なものと考えると、少し高い印象があるかと思います。

しかし、冒頭ご紹介したように、毎日ペットボトルを買っている方からすると1ヶ月で回収できる費用です。

比較的短期間で回収できる初期投資です。

洗うのが面倒くさい

水筒の種類にもよりますが、部品が多く、洗いにくいものがあります。

保温、保冷機能が優秀な製品ほど部品が多くなる傾向にあります。

毎日洗うからこそ清潔に利用することができるとも言えますが、出来るだけ洗いやすい製品を選ぶことをオススメします。

サイズ別のオススメ水筒

実際に水筒を選ぶ上でのポイントについてもご紹介させていただきます。

また、サイズ別のオススメ水筒についても一例をご紹介させていただきます。

水筒のオススメの選び方

水筒を選ぶ上での重要なポイントは以下3点です。

・サイズ

出来るだけ、小さいサイズを選ぶ必要があります。

1日に必要な水分量は体のサイズ、仕事内容によって変わります。

オフィスワークで標準の体型の方であれば、500mlあれば十分です。

少し体が大きい方や、外回りが多い職種の方は750ml以上のサイズがオススメです。

また、女性の方で、カバンが小さい方は350mlサイズの製品もあります。

・洗いやすさ

部品が少ない製品がオススメです。

しかし、保温、保冷機能とのトレードオフになりやすいです。

「キュキュット泡スプレー」で洗うと、カビも生えないですし、比較的楽に水筒のメンテナンスが出来ます。

パッキン部分にカビが生えてしまう方には、非常にオススメです。

・保温、保冷機能

衛生上も、美味しい飲み物を飲むためにも必須の機能です。

水筒を選ぶ上では、必ず保温、保冷機能がある製品を選びましょう。

750mlサイズのオススメ水筒3選

家族での外出や、体型が大きい方にオススメのサイズです。

私自身、すぐに喉が渇くので750mlサイズを愛用しています。

軽くて大容量。スポーツシーンにもおすすめのケータイマグ。
魔法びん構造だから高い保温・保冷力があります。結露しません。
飲み口ははずして洗えるため、お手入れカンタンです。

 

かなりオシャレなデザインです。
冷え冷えにすると、首から結露します。
鞄に入れるときは首にタオルを巻くと良いかもしれません。
朝氷を満タンに入れて、仕事に行って2回水を追加して帰ってもまだ氷が残っています。
このお値段、容量なら素晴らしいと思います。

12時間飲料を暖かく保ち、24時間飲料を冷たく保つことができます。
デザイン性にも優れるので、ギフトとしてもオススメです。
見かけよりも重いです・・・。

500mlサイズのオススメ水筒3選

一番スタンダードなサイズであるため、種類も豊富です。バッグにも入りやすいサイズです。

 

幅広いシーンで使いやすいシンプルカラーです。
超軽いです。
広口でマグカップのような口あたりです。
ステンレス真空2重構造により、高い保温・保冷力があります。

2010年に起業家のサラ・カウスが、使い捨てのペットボトルの消費を減らすことをミッションに立ち上げた、ニューヨークのボトルブランド「S’well(スウェル)」。
少々お値段はしますが、価格に見合うデザイン性、保温、保冷効果があります。
軽いし、安いし、洗いやすいです。
こだわりがなければ、取り敢えず持っておくべき製品です。

350mlサイズのオススメ水筒3選

小さいサイズをお探しの方は、350mlの規格が最適です。

カバンの中に収納しやすいですし、何よりも軽いのが魅力です。

保温、保湿性能は高いです。

一方、口が小さいので氷は入れにくいかも・・・。

デザインが可愛いです。

これでも保温、保湿はしっかりしています。

女性の方にオススメです。

冷たい飲み物・熱い飲み物で飲み口を分けて使えます。

サイズ感も小さめなので、カバンに収納しやすいです。

水筒の節約効果のまとめ

今回は、水筒の節約効果について、具体的な計算をしてみました。

以下、内容のまとめです。

・水筒を持参することで、毎月約6,000円の支出が抑えられる。
・支出分を投資に回すことで、さらに資産を増やすことも可能。
 その場合、約270万円の資産を形成することができる。

一番重要なことは、日々の浪費を抑えることは、単に支出を下げるだけでなく、収入を増やすことができるという点です。
支出をする際は、目の前のキャッシュアウトだけを気にするのではなく、長期的な期待収益の観点を持って判断をするべきであるということです。

300円を失うということは、同時に約100円の収入の機会を捨てることになります。
どうしても必要なものは支出するべきですが、代替が可能なものについては出来るだけ工夫をすべきです。

今回は、将来の期待収益を踏まえた消費の考え方を、飲み物を例にご紹介してみました。私もついつい利便性に流されてしまいがちですが、一度生活の中の細かい支出を見直してみてはいかがでしょうか?

お金を増やす方法はこちらもご参考にしてみてください!

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