こんにちは!オタマロです!
貯蓄が大好きな日本人ではありますが、一方、なかなか貯蓄ができないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
突然ですが、心理学で「パーキンソンの法則」というものがあります。
お金が貯まらない方は、見事にこの法則にハマってしまっている方が多いです。かくいう私も、「パーキンソンの法則」にハマっていた1人です・・・。
「収入は増えているけれども、貯金は増えていかない」、「老後資金3000万円貯められるか不安を感じる」、「資産を増やすコツを知りたい」等、お金に関する悩みは多くあると思います。
今回は「パーキンソンの法則」という、非常に協力な認知バイアスについてご紹介させていただきます。
また、「パーキンソンの法則」を乗り越える具体的な方法についてもご紹介します。上記の悩みを少しでも解消することが期待できます!
私自身、対策をするようになってからは確実に資産を増やすことが出来ています。皆様の資産形成のお役にたてば幸いです!
※私の資産形成の実績はこちらもご参考にしてみてください!
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パーキンソンの法則とは
「パーキンソンの法則」とはいわゆる、認知バイアスの一種です。
パーキンソンの法則(パーキンソンのほうそく、英: Parkinson’s law)は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン(英語版)の著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
要約すると、「人間は、時間・資産をあればあるだけ使ってしまう」ということを言っています。
皆様も思い当たることが多いのではないでしょうか?
夏休みの宿題をギリギリまで伸ばしてしまうのは、この法則にハマってしまっているためです。
知らず知らずの内に、人間は罠にハマってしまいます。
頭で分かっていても、どうしても行動が伴わないのはパーキンソンの法則が働いているためです。先送りの悪癖は、精神論の問題ではないということです。
第1法則の事例
第1法則の具体的な事例をご紹介します。
・仕事の締め切りが大分先にあったため、余裕を持って作業を開始。終盤、タスクが消化できず、締め切り間際に徹夜で納品することとなった。
・「今日中」に宿題をする必要があるが、まだ時間があるためテレビを優先。そろそろ宿題を始めてもいい時間になっても着手せず。結果、ギリギり今日中に間に合うよう急いでやるハメになった。
私自身非常に思い当たる節も多いので、大反省ではあるのですが、結構ありがちな話だと思います。
第2法則の事例
第2法則についても具体的な事例をご紹介します。
・プロジェクトの予算が付いた。当初余裕を持って予算申請したはずが、結果的に予算ギリギリになってしまった。
・収入は昨年から増えている。生活レベルを大きく上げたつもりはないが、貯蓄額は増えていかない。
2つ目は私の事例です笑
贅沢している認識はないのに、お金が貯まらない時期が続いていました。
今振り返ると、完全にパーキンソンの法則にハマっていました・・・。
パーキンソンの法則のせいでお金が貯まらない
お金が貯まらないのは、「パーキンソンの法則」の第2法則によるところが大きいです。
使えるお金が増えたところで、貯まるお金は増えません
意識的に貯める工夫、仕組みを構築しない限り、「パーキンソンの法則」にハマる確率が高くなります。
お金を貯める・資産を増やすための具体的な方法についても、以降でご紹介をさせていただきます。
パーキンソンの法則への対策でお金を貯める方法【第2法則への対策】
お金の流れを見える化する
まず取り組むべき対策は、お金の流れを管理するということです。
家計簿をつけましょう。お金を貯めるためには、自分の収入・支出をしっかり見える化して管理する必要があります。
引用:https://www.athome.co.jp/vox/life/122086/pages2/
上のグラフは、『不動産情報サイト アットホーム』でのアンケート結果です。実に半分近くの方が家計簿をつけていません。
Q.自分または配偶者が家計簿をつけていますか?
・はい……56.1%
・いいえ……43.9%
※有効回答数326件。単数回答式。小数点第二位を四捨五入引用:https://woman.mynavi.jp/lifesupport/article-200815-3/
『マイナビライフサポート』のアンケート結果でも家計簿をつけている方はかろうじて50%を超えている状況です。
2人に1人の方が自分の家計を管理できていないという結果です。
自分の支出が毎月どれくらいなのか、収入に見合っているのかを確認するためには、家計簿作成は必須です。
お金がなかなか貯まらないという方は、まずは家計の管理から始めてみてください。
予算にリスクを反映させる
予算には、必ず「リスク」を反映させるようにしてください。
家計簿を作って、毎月の予算を算出しますが、予算は2重で管理することをオススメします。
「絶対に堅守したい予算」と「目標予算」の2種類です。
「絶対に堅守したい予算」だけで管理してしまうと、どうしても予算上限まで利用したくなってしまいます。
「目標予算」を設定することで、使いすぎるリスクを最小限に抑えることができます。
収入からまずは貯蓄する分を除く(貯蓄率という概念を持つ)
お金を使った後で、残った分を貯金するのではない。貯金したあとで、残った分を使うのだ。 ウォーレン・バフェット
上の文章は、投資の父であるバフェットの言葉です。
お金を貯める極意は上の一文に集約されています。
以前の投稿でも、入金力ではなく貯蓄力が重要であることをお伝えさせていただきました。
こんにちは!オタマロです。今回は、一児のパパ、30代サラリーマンミニマリストの投資信託の運用実績を公開させていただきます!最近、日経株価平均も30,000円を超えたことから、多くの方から株式投資市場に注目が集まっているかと思いま[…]
いくら収入が増えても支出も増えれば、貯蓄することはできません。
意識をしないと自然と支出は増えてしまいます。
=一刻も早く、貯蓄額=収入-支出の考え方を捨ててください。
ちょっとした支出が必要になった時、色々と理屈をつけて支出をしてしまうことは多いと思います。
「お祝い品だから、少し予算を超えても仕方ないか・・・」、「今月は仕事を頑張ったから、ご褒美を買ってもいいか・・・」 等、不必要な支出は少しずつ積み上がってしまいがちです。
これを抑制するためには、貯蓄すべき額を最初に収入から除かなければいけません。
私は、投資信託を使って資産形成をしていますが、毎月一定額を投資しています。残った分で、生活費を賄うこととしています。確かに、生活で贅沢はできなくなりますが、一方で本当に必要な支出を見極める癖をつけることが出来ます。
貯蓄を増やす基本的な考え方のまとめ
意識的に貯蓄をするシステム(仕組み)を採用しない限り、資産形成することはできません。
自分の意思のみで、支出をコントロールすることは不可能と考えた方が無難です。
自分を信じるのではなく、貯蓄は仕組みで行うということを理解する必要があることを今回はお伝えさせていただきました。
今回は、基本的な考え方をご紹介させていただきましたが、大事なのは実践です。貯蓄を前提として、PDCAを回すことが重要です。他記事でも実践例をご紹介しているので合わせてご参考にいただけますと幸甚です!
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